Appleは、「Lightning」コネクタアクセサリ製品を厳しく管理しているが、一部の企業が同アダプタの汎用品を製造するために必要となる、認証チップのハッキングを行ったと報じられている。
Appleは9月に、「iPhone 5」が、同社が2003年から採用してきた30ピンコネクタに代わってLightningと呼ばれる新しいケーブルに対応すると発表した。新しいコネクタの発表以来、AppleはLightningインターフェースのアクセサリを製造できる企業を制限してきた。同製品の製造を許可された新たな製造施設はまだないとも報じられている。
Appleはアダプタの中に認証チップを組み込んでいると言われている。しかしMacRumorsは、Appleの認証機能を回避するチップを製造する企業が複数存在すると報じた。Lightningコネクタを製造するiPhone5modはMacRumorsに対し、現在はAppleのサプライヤーが提供するオリジナルのチップを使用しているが、同社が入手したハッキングされた状態のチップもオリジナルのチップとまったく同じように動作すると述べる。
まもなく認可されていないLightningアクセサリが大量に登場する可能性がある。
米CNETは現在、Appleにコメントを求めているが、本稿執筆時点ではまだ回答を得ていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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